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w3voice skeletonのインストール

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はじめに

このドキュメントでは、w3voice skeletonに含まれる「Juliusを用いた音声認識のサンプルプログラム」をあなたのWebサーバにインストールする方法を説明します。 ただし、読者は基本的なUNIXの知識を持つことを前提としています。 また、作者は自他共に認めるold typeなプログラマですので、最近のstyleから見ると、本アーカイブに含まれるプログラム、ドキュメントには非効率、不親切な部分が多々含まれていると思われます。 お気付きの点などございましたら、次のバージョンで反映いたしますので、優しく教えてください。 大変助かります。

動作環境

w3voice skeletonは、以下の環境のWebサーバで動作することを確認しています。 w3voiceのポリシーとして、特殊なプログラムの使用は避け、メジャーなフリーソフトウェアを使い開発を行っています。 このため、細かいバージョンに関係無く、多くの標準的なWebサーバで動作することを期待しています。 足りないプログラムがあるときは、事前にインストールしてください。

音声認識プログラムJuliusのインストール

音声認識プログラムにはJuliusを用います。 JuliusのWebページから、「Juliusの最新版」(Rev. 3.5.3及び4.1で動作確認)と「Linux版 Juliusディクテーション実行キット v3.2」をダウンロードして、適当なディレクトリにインストールしてください。 なお、ディクテーション実行キットには、Julius実行コマンドが含まれていますが、バージョンが古いため、新しいバージョンのJuliusを別途インストールすることをお薦めします。 ディクテーション実行キットは、その中に含まれる、Julius設定ファイル(jconf)と、音響モデル、言語モデルを使用しています。

コンパイルしたJuliusのコマンドは、 /usr/local/bin/julius などにコピーし、ユーザが実行できる状態にしてください。 ディクテーション実行キットは、 /home/nisimura/dictation-kit-v3.2 などの適当なディレクトリにアーカイブの中身を展開するのみで構いません。

w3voice skeletonのダウンロードと展開

w3voice skeletonの最新のアーカイブをここからダウンロードし、Webページの公開用ディレクトリにアーカイブを展開してください。 例えば、 /var/www/ に展開します。 このディレクトリ以下でCGIが実行できるように設定(ExecCGIの有効化)をしてください。

ファイルの構成と設定

音声認識のサンプルプログラムは、skeleton/julius/ 以下のディレクトリに展開されます。 julius/ 以下のファイルを編集し、あなたのWebサーバにあわせたホストネーム、パスに設定を書き換えてください。以下に書き換え(確認)が必要な箇所を示します。

インストール後の動作確認

設定が完了したらWebブラウザから $baseurl にアクセスし、動作を確認してください。

音声入力アプレット w3voice.jar について

w3voice systemでキーとなるコンポーネントがJavaアプレットである"w3voice.jar"です。 このアプレットは、PCのオーディオデバイスにアクセスし、発話を録音、そして、収録データをWebサーバに送信する役割を担っています。

現在、w3voice.jarに含まれるJavaクラスファイルのソースコードは公開していません。 本アーカイブ(w3voice skeleton)に含まれるようにバイトコードでの配布となりますのでご了承ください(どうしてもソースコードが必要な場合は別途ご相談ください。共同研究契約等をお願いすることになるとおもいます。) また、w3voice.jarの配布条件には本アーカイブと同様にMITライセンスが適用されます。

私たちのw3voiceプロジェクトが配布するJavaアプレットには、電子署名によるコードサイニング認証がなされています。 アプレットに付された署名を確認することで、署名が行なわれた時点から、そのプログラムが一切変更されていないことを確認することができます。 また、コードサイニング認証は、配布元の保証をするものです。 つまり、この署名は、w3voice.jarが、実在する組織である「和歌山大学 聴覚メディア研究室」から配布されたプログラムであることを保証しています。

以下に、私たちの電子署名の情報を記載します(2008年10月現在)。 これと異なる電子署名を持つw3voice.jarは、第三者によって改変されています。 その使用には十分に気を付けてください。 また、電子署名に有無にかかわらず、作者は、本プログラムの動作に一切の責任を負いません。 下記に示す有効期間を過ぎると、署名は無効になりますので、ご注意ください。


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